このサイトは、スコットランド教会(Church of Scotland)が長く歌い継いできた、詩編歌(Metrical Psalter)について紹介するページです。

【目次】
1.英訳詩篇歌の成立史
2.2つの低迷期
3.歌唱史の問題
4.詩篇歌の旋律(チューン)
5.日本語訳の紹介
6.資料
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 スコットランドはカルヴァン主義の影響のもと、長老制の教会を長く営んできました。詩篇歌はこの伝統のもとで歌い継がれてきたものですが、古くは英語圏のプロテスタントの全教派(一般の教区教会、長老派、会衆派、バプティスト派、など)が、詩篇歌を礼拝で唯一使用できる讃美歌としていました。

 英訳詩篇歌には、幾つかのルールがあります。

  • パラフレーズや創作詩を加えず、歌詞を聖書本文の1節1節に照合させる。
  • 歌詞はたった4行の短い韻律詩(Metre)により編まれる。
  • 歌詞と旋律(Tune、チューン)は独立しており、自由に入れ替えることができる。

 このルールにそって翻訳された詩篇歌は、共通の旋律(Common Tune)で歌えるため、たとえ1つのチューンしか知らなくても、150編すべてを歌い通すことができます。このシンプルなアイディアが、広く日本に知られることを願っています。


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歌詞の校正状況(2011/8/28)

ジュネーヴ詩篇歌も訳しました
ハイデルベルク信仰問答を歌にしました
※共に祈祷集として合本にする予定です
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シュトラスブルク聖歌集についての論考